ブルース・キャンベル、リメイク版「死霊のはらわた」に太鼓判
2012年8月23日 15:30
[映画.com ニュース] サム・ライミ監督の長編映画デビュー作で、スプラッター・ブームの火付け役となったカルトホラー「死霊のはらわた」(1981)のリメイク版について、オリジナル版の主演俳優ブルース・キャンベルが英Digital Spyのインタビューで語った。
南米ウルグアイの新鋭フェデ・アルバレスがメガホンをとるリメイク版で、キャンベルはライミ監督ともどもプロデューサーを務めている。すでに撮影も終了し、ラフカットを見たそうだが、まずは「すばらしい出来」とコメント。キャンベルは、多くのファンがリメイク企画について憤慨していることも承知しており、オリジナルに対する愛情ゆえの怒りと熱意には感謝するとしたうえで「オリジナル版の模倣に陥ることなく、同じぐらい印象的な映画になることは間違いない」と太鼓判を押した。
なお、リメイク版の5人の登場人物の設定はオリジナル版とは異なり、完全に現代の若者バージョンになっているという。薬物中毒のリハビリのため森を訪れるヒロイン・ミア役のジェーン・レビーほか、シャイロー・フェルナンデス、ジェシカ・ルーカス、ルー・テイラー・プッチ、エリザベス・ブラックモアの出演。また、アルバレス監督が執筆した脚本のリライト担当として、「JUNO ジュノ」で第80回アカデミー賞オリジナル脚本賞を獲得したディアブロ・コーディが参加している。2013年4月12日の全米公開を予定。
ちなみにキャンベルは、ライミ監督の最新作「オズ はじまりの戦い」(2013年3月公開予定)にも出演している。