中尾ミエ、徳島阿波踊り参加で新作映画をアピール
2012年8月19日 13:00

[映画.com ニュース] 四国一小さい町・徳島県上勝町を舞台に、木の葉や道ばたの草を料理の“つまもの”として販売するビジネスを立ち上げ、シルバー世代の女性が成功を収めた実話を映画化した「人生、いろどり」に出演している中尾ミエが、8月15日まで開催された徳島の夏の名物阿波踊りに参加し、映画をアピールした。
農協職員の提案から始まった“葉っぱビジネス”に3人の女性が奮闘する模様を描く。吉行和子が、夫の猛反対にあいながらも、初めて自分の意志を貫く女性・薫を、富司純子、中尾ミエが薫とともに仕事を始める幼なじみを演じる。ベテラン女優3人が年を重ねても生きがいを見出し、友情や家族に見守られながら輝く女性たちの姿を体現する。
中尾は御法川修監督、“葉っぱビジネス”の発案者の横石知二氏、飯泉徳島県知事と上勝町民ら総勢約100人とともに映画のビジュアルに合わせた浴衣を着て“いろどり連”を結成。「ヤットサァ! ヤットサァ!」という掛け声とともに、「映画は!」という音頭に「いろどり!」と合いの手が入り、さらに「人生!」という音頭に「いろどり!」と合いの手を入れながら踊り歩いた。
400年の伝統を誇る阿波踊りへの参加に中尾は「慣れない踊りで、ぎこちなかったかしら」と振り返る。そして会場のマイクパフォーマンスで「いい映画になったので、見に来て!」と呼びかけると、観客からは「おかえりなさい!」という声とともに拍手と歓声が起こり、大盛り上がりを見せた。
「人生、いろどり」は2012年9月15日シネスイッチ銀座ほか全国で公開。なお、徳島県では、2つの劇場で9月1日から先行上映される。
(C)2012「人生、いろどり」製作委員会
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