剛力彩芽、実写初吹き替え作「プロメテウス」の出来は「金メダル!」
2012年8月13日 17:30

[映画.com ニュース] 「エイリアン」「グラディエーター」などで知られる巨匠リドリー・スコットが、自身初の3Dで描くSF大作「プロメテウス」の公開を記念し8月13日、都内でプレミアイベントが開催され、日本語吹き替え版のボイスキャストを務めた女優の剛力彩芽が登壇した。実写吹き替え初挑戦にして、ハリウッド超大作に挑んだ剛力は「日本でも有名でファンの多いスコット監督なので、決まった時は驚きました。すごく難しかったけど、力強く大人っぽい声で最後まで格好良い女性を演じきれたかな。(作品の出来は)もちろん金メダル!」と自信をのぞかせた。
地球上に点在する古代遺跡で、人類の起源にかかわる重大な手がかりを発見した科学者チームが、その謎を解明すべく宇宙船プロメテウス号に乗り込み、未知の惑星を訪れる。しかし、そこには人類史を覆す驚がくの真実が眠っており、チームは想像を絶する運命に翻弄(ほんろう)されていく。「ミレニアム」シリーズで大ブレイクしたノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアースら豪華キャストがそろう。
劇中さながらに巨大宇宙船から登場した剛力は、最新デジタル技術を駆使して幻想的な映画の一場面を再現。「本当に衝撃の連続で、言葉じゃ言い表せないくらいの展開。映像が迫力満点なので体でも感じられる。この夏一番のオススメ」とアピールした。また、人類の起源の謎に迫る本作にちなみ、「自分はなぜここにいるんだろう? 全国で12世帯と言われている『剛力』はどこから来た名前なんだろう? 私もその謎に迫ってみたいです」と探究心をみなぎらせていた。
ラパス演じるタフな女性科学者エリザベス・ショウの吹替えに挑んだ剛力は、「どんなことでもひとりで勇敢に立ち向かう姿を格好良いなと思いながら、こういう女性になりたいというあこがれも抱きました。オリンピックでなでしこジャパンや選手たちが強敵に立ち向かっていく姿を見て、私も頑張らなきゃと思ったんです。力強い女性がいま必要なのかも」と改めて実感。まもなく20歳を迎えるが、「実感がわかないけど、父と晩酌したい」と親孝行の一面をのぞかせながら、本作の舞台となる2093年には101歳となるが、「死ぬまで女優業を続けていたい」と意気込みを見せた。
「プロメテウス」は8月24日から全国で公開。
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