水樹奈々、桜庭一樹原作のアニメ「伏」に出演決定
2012年8月12日 21:10
同作は、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」に新解釈を加えて描いた桜庭の小説「伏 贋作・里見八犬伝」(文藝春秋刊)を映画化する時代劇エンタテインメント。山奥で祖父と2人で暮らしていた猟師の少女・浜路が、祖父の死をきっかけに江戸の城下町にやってくるが、そこで人と犬の血を引く「伏(ふせ)」と呼ばれる者たちが起こす事件に巻き込まれていく。水樹は、江戸にきた浜路に「伏」であることを見抜かれ、追われる立場となる吉原の太夫・凍鶴(いてづる)役を演じる。
そのほかの追加キャストも発表され、いずれも実力派声優の藤原啓治、阿部敦、浜田賢二、梅津秀行、納谷六朗が名を連ねる。これまでに発表されているキャストには、主演の寿美菜子をはじめ、宮野真守、宮本佳那子、坂本真綾、長編劇場アニメの声優に本格初挑戦する歌手のCharaらがいる。
また、同作では「八人の伏師」と呼ぶクリエイターたちとのコラボレーションを展開中。その4人目として、人気ソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」などで知られるイラストレーター、ワカマツカオリの参加が決定した。8月10日から全国上映劇場で発売された前売り券の特典「『桜庭一樹 特別エッセイ』収録スペシャルブックレット」に、ワカマツをはじめokama、hakus、三杜シノヴの描き下ろしイラストが収録されている。
「伏 鉄砲娘の捕物帳」は10月20日から公開。