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大槻&谷垣“Wケンヂ”、「捜査官X」コメンタリーで撮影裏話明かす

2012年7月20日 18:51

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(左より)気合十分に収録に臨んだ谷垣健治と大槻ケンヂ
(左より)気合十分に収録に臨んだ谷垣健治と大槻ケンヂ

[映画.com ニュース] 金城武主演のミステリー・アクション大作「捜査官X」のブルーレイ&DVDリリースをを記念し6月27日、ミュージシャンの大槻ケンヂとアクション監督の谷垣健治が都内でオーディオコメンタリー収録を行った。

ウィンター・ソング」「ウォーロード 男たちの誓い」に続き、金城がピーター・チャン監督とタッグを組み、「孫文の義士団」のドニー・イェンとダブル主演を務めるミステリー・アクション。天才捜査官シュウ(金城)が、山奥ののどかな村で起きた強盗殺人事件の真相を突き止めるべく、正当防衛で犯人を死なせてしまった紙職人のリウ(イェン)を調査していくうちに、リウの隠された過去が暴かれる。

セル版ソフトの特典となるオーディオコメンタリーの収録に挑んだ、大槻と谷垣の“Wケンヂ”。本作のファンを公言する大槻は、「前半はドニーがすごい奴だと勘違いされた悲劇が少し笑えるけど、後半は重厚な物語になっていく。そのアンバランスさが面白い。アクションシーンだと、屋根の上を『YAMAKASI ヤマカシ』のように走っていくシーンが特にすごい。とてつもないものを見たなという気がした」と圧倒されていた。

谷垣は本作の武術指導を務めながら出演もこなし、「かっこいいアクションをキレイに決めるのではなく、変なアクションで印象に残ることを考える。それがドニー・イェン!」と解説。また、「ドニーがアクションでかっこいいのは当たり前なので、前半の“ナチュラル”ドニーが見どころ。ふだんはあんな感じでいつもリラックスしている」とイェンの素顔を明かした。

コメンタリー収録を終えた大槻は、「意外にムダ話が多かったかも(笑)。谷垣さんから細かい撮影の裏話を聞いていたら、あっという間に終わってしまった。突っ込みどころが多い作品だけど、谷垣さんの解説で納得することがたくさんあって、まさに“捜査官X”な気分で楽しんだ」と満足げ。谷垣も、「続編があったら大槻さんを紹介しようと思う。“捜査官Y”としてエア・ヌンチャクで頑張ってもらう」と意気投合していた。

捜査官X」ブルーレイ&DVDは、TSUTAYA限定で10月12日からレンタル開始。セル版は11月2日発売。

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