ウィキリークス創始者アサンジ氏の伝記映画が複数進行中
2012年7月11日 11:45

[映画.com ニュース] ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジ氏の伝記映画企画が、ハリウッドの複数の映画スタジオで進行中であると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
ハッカーで政治活動家であるアサンジ氏の起伏に満ちたセンセーショナルな人生は、まさに映画向きで、現在はユニバーサル、HBOフィルムス、ドリームワークス、アンナプルナ・ピクチャーズの4社が企画開発を進めているという。
ドリームワークスは、元ウィキリークスのメンバーの回想録「ウィキリークスの内幕」(ダニエル・ドムシャイトベルク箸)の映画化権を獲得した。HBOフィルムスは、ニューヨーカー誌のアサンジ氏の記事をもとに、映画企画を進行中。ユニバーサルは、「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」のアレックス・ギブニー監督によるドキュメンタリーを製作中で、こちらは完成間近だという。
ただし、アサンジ氏に関しては謎が多いうえに、現在は本人がエクアドル政府に政治亡命を申請中であるなど今後の展開が読めないため、ドリームワークスは企画進行を一時中断しているという。
関連ニュース




