岩井俊二監督、約8年ぶり長編作「ヴァンパイア」のサントラで作曲
2012年7月2日 21:30

[映画.com ニュース] 岩井俊二監督の約8年ぶりとなる長編作「ヴァンパイア」の劇場公開に先駆け、オリジナルサウンドトラック「VAMPURITY ヴァンピュリティ」が、8月22日に発売されることが決定した。
女優の鈴木杏と蒼井優が共演した「花とアリス」のサウンドトラック「H&A」、岩井監督が名匠・市川崑監督の軌跡をたどった「市川崑物語」の「filmful life」に続き、岩井監督が作曲を担当した。
岩井監督は「自分が撮影したワンシーン、ワンシーンに、寄り添って耳をすまし、沸き上がってくるイメージをつかまえて具象化する作業は楽しくて仕方がない。もともとプロの音楽家ではないのでシンプルでいい」と説明。そして、「もしいつか誰かがこのサントラのどれかのメロディを思い出して涙ぐんでくれたら、それはもうクリエイターとして冥利というものだ。音楽にしても映画にしても、そういう作品をつくりたい」と語っている。
「ヴァンパイア」は、岩井監督が自ら執筆した同名小説を原作に脚本、プロデュース、撮影、音楽、編集と一人6役をこなした。病身の母親と暮らす高校教師のサイモンが、あるウェブサイトに集まる死を求める少女たちとの間で織り成す純愛劇を描く。カナダを舞台に全編英語で撮影を敢行し、「花とアリス」「リリイ・シュシュのすべて」など岩井作品のミューズ的存在の蒼井をはじめ、「トランスアメリカ」のケビン・ゼガーズらが出演している。9月15日から全国で公開。
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