シネマサンシャイン平和島、日本初の音響システム「imm sound」を導入
2012年6月29日 06:00

[映画.com ニュース] 佐々木興業が、日本初となる音響システム「imm sound」を6月30日に東京・大田区のシネマサンシャイン平和島に導入する。独自の音響技術により、前後左右を平面的にカバーするだけではなく、垂直方向も含む劇場内の全空間をカバーし、圧倒的な臨場感を実現させた。
究極のリアリティを実現するために開発された次世代型音響システムは、7年間にわたる開発期間を経てスペインで生まれた。後方から頭上をかすめて飛び去るジェット機、見上げた木々から聞こえてくる小鳥のさえずり、静かに降り始めた雨の音など、体感したことのない立体感を味わうことができる。
また、サウンドデザイナーが各劇場の3D空間における音の広がりや残響を入念にチェックし、その劇場の形状や広さに合わせて14.1~23.1chの中から、最適のチャンネル数とスピーカーレイアウトを決定する。既にヨーロッパや南米、アメリカを中心に、世界中の劇場で採用され、多くの観客を魅了している。
さらに、既存のものよりも約1.4倍大きく、約1.8倍の明るさをもつスクリーンをわずかに湾曲させて設置することにより、全ての観客に最良の映像を届ける。「imm 3D soundシアター」のプレミアム料金は、通常料金に200円加算される。同館では、オープニング記念として6月30日~7月13日、通常料金のみで映画を鑑賞することができる。
同シアターでは、6月30日から「アメイジング・スパイダーマン」、7月28日から「ダークナイト ライジング」(27日に先行上映)、8月24日から「プロメテウス」が上映される。
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