神木隆之介、自信作のヒットを願掛「神木、冷房つけるのやめるってよ」
2012年6月25日 20:40

[映画.com ニュース] 若手作家・朝井リョウ氏の小説を映画化した青春群像劇「桐島、部活やめるってよ」の完成披露試写会が6月25日、都内で行われ、主演の神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、山本美月ら総勢12人のキャストと、吉田大八監督が舞台挨拶に立った。神木は、「僕たちの自信作。皆さんもゆっくりとじわじわと桐島に巻き込まれちゃって」と不敵に笑った。
第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウの同名小説を映画化。田舎の高校を舞台に、バレー部のキャプテン・桐島が突然部活を辞めたことをきっかけに、校内の人間関係が微妙に変化していくさまを、時間軸や視点を転換しながら大胆に描く。
映画の大ヒットを願い、それぞれが映画のタイトルにちなんだ願掛を披露。映画部所属の地味な生徒・涼也役を演じる神木は、「汗っかきなので困るけど、『神木、冷房つけるのやめるってよ』。エコにもつながるので、皆さんも冷房は28度の設定で今年の夏を乗り切りましょう」と訴え、会場から温かい拍手を浴びた。バトミントン部のカスミ役を演じた橋本は、「たくさん考えたけど『橋本、やめることないってよ』。その代わり、死ぬほど宣伝頑張ります。たくさんの方に見ていただくために全国各地飛び回ります!」と約束。吉田監督も、「キムチが大好きで食事のとき必ず食べるのですが、公開までキムチを食べるのをやめます」と身を削る思いでヒットを祈った。
また、特別ゲストとしてサッカー日本代表の槙野智章と吉田麻也が応援に駆けつけた。槙野は、「非常にミステリアスな物語。高校時代を思い出した」と感想を述べると、得意のパフォーマンスで大ヒットを祈願。桐島の彼女役を演じる山本の大ファンだという吉田は、「もし山本さんのような子が高校にいたら、僕の青春時代も華やかなものになっていたと思う。でもそろそろ、ブログで山本さん好きをアピールするのやめます」と赤面しながら願掛した。
「桐島、部活やめるってよ」は、8月11日から公開。
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