志村けん、女性への一番高価なプレゼントは「ベンツですね」
2012年6月12日 18:30
[映画.com ニュース] お笑いタレントの志村けんが6月12日、都内のスタジオで米長編アニメ「ロラックスおじさんの秘密の種」日本語吹き替え版の公開アフレコを行った。映画作品の声優は初挑戦で「最近は近眼と老眼で(笑)、台本の文字が小さくてメガネを外すと、今度はモニターの映像が見えなくて」と悪戦苦闘。それでも「家族みんなで楽しめる作品。“変なおじさん”が出ないように気をつけた」と手応えを示していた。
映画は環境破壊が原因で“本物の”緑が失われた世界を舞台に、人工の街で暮らす少年テッドと不思議な森の住人「ロラックスおじさん」が、世界に樹木を取り戻そうと奮闘する姿を描く。
少年・テッドは好きな女の子が抱く「本物の木が見たい」という願いをかなえようとする設定で、志村本人も「今まで女性にはずいぶん品物をあげましたけど、結果が出ず……」と自虐的な発言。過去に贈った一番高価なプレゼントは「ベンツですね。本人が欲しいって言ったもので」とそっけなく答え、取材陣をうならせた。
「怪盗グルーの月泥棒 3D」のクリス・ルノー監督がメガホンをとった3Dアニメで、アメリカでは3月に公開され、全米累計興行収入2億ドルを突破。オリジナル版では米コメディアンのダニー・デビートがロラックスおじさんの声を担当している。志村は「心が優しくて、おっちょこちょいなところは似ているかな。でも、こっちは僕と違っていやらしいところがない」とロラックスおじさんを“分析”していた。
同日、本作の日本語吹き替え版に山寺宏一、宮野真守、京田尚子、LiLiCo、国本武春が声優として出演すると発表された。
「ロラックスおじさんの秘密の種」は、10月6日から全国で公開。