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ウェス・アンダーソン監督の新作が1館あたりの興行収益記録を更新

2012年5月31日 21:30

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カンヌ映画祭のオープニング作品「ムーンライズ・キングダム(原題)」
カンヌ映画祭のオープニング作品「ムーンライズ・キングダム(原題)」
(c) Focus Features

[映画.com ニュース] 第65回カンヌ映画祭のオープニング作品にもなった「ムーンライズ・キングダム(原題)」が、アメリカで1館あたりの平均興行収入記録を樹立したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

同作は、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」や「ライフ・アクアティック」で知られる個性派ウェス・アンダーソン監督の最新作で、ブルース・ウィリスエドワード・ノートンビル・マーレイフランシス・マクドーマンドティルダ・スウィントンら、そうそうたるキャストをそろえた。先週末に全米4館で限定公開され、興行収入は52万3006ドル。1館あたりの平均興収は13万752ドルとなり、2006年12月に「ドリームガールズ」が打ち立てた12万6317ドルを破り、新記録を更新。実写映画の平均興収記録としては史上最高となった。

同作は、1965年のニューイングランド州沖の島を舞台に、逃避行に出た12歳の男女と、ふたりを追う大人たちをコミカルに描いたストーリー。

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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
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