新藤兼人監督が死去 100歳、「一枚のハガキ」が遺作に
2012年5月30日 16:58

[映画.com ニュース] 日本最高齢の映画監督で、反戦を訴えた作品で知られる新藤兼人監督が5月29日、老衰のため死去した。今年4月22日に100歳を迎えていた。98歳で監督し、昨年公開された49作目の「一枚のハガキ」が遺作となった。
新藤監督は1934年に京都の新興キネマに入社。脚本の執筆を始めてからは溝口健二監督に師事した。第2次世界大戦中の44年に松竹大船撮影所脚本部に移籍後、海兵団に入隊。終戦後、脚本家としての道を歩み、「安城家の舞踏会」(47)、「わが生涯のかがやける日」(48)などを手掛ける。50年に松竹を退社し、吉村公三郎、殿山泰司らとともに独立プロダクション「近代映画協会」を設立した。
後に妻となる女優の乙羽信子が出演した「愛妻物語」(51)で監督デビュー。「裸の島」(60)では、第2回モスクワ国際映画祭でグランプリを獲得したほか、世界の映画祭で高い評価を得た。その後も「裸の十九歳」(70)、「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」(75)、「墨東綺譚」(92)、「午後の遺言状」(95)といった名作を世に送り出した。
96年に第14回川喜多賞、97年に文化功労者、02年には文化勲章を受章。豊川悦司、大竹しのぶが出演、自らの戦争体験をもとに製作した「一枚のハガキ」(11)を最後に、引退を表明していた。
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