墨東綺譚

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解説

墨東(ぼくとう)、玉ノ井に咲いた可憐な娼婦お雪との狂おしいまでのロマンスを中心に、文化勲章受賞作家であり、一代の遊蕩児であった永井荷風の半生を描く。脚本・監督は「さくら隊散る」の新藤兼人。撮影は同作の三宅義行がそれぞれ担当。

1992年製作/116分/R15+/日本
配給:ATG=東宝共同(提供 ATG)

ストーリー

1879年、良家の長男として生まれ育った荷風(津川雅彦)は父の意向に反し、早くから文学の道を志した。荷風文学の真髄は女性を描くことで、特に社会の底辺に生きる女性達に目が向けられた。そのため紅燈に親しむことも多く、荷風は文人たちから遊蕩児とみなされた。文壇という特殊世界に入って文士と交わることを嫌い、究極において紳士である荷風は、常に女性から手痛い被害を被る。それは女性に真の愛を求める荷風の人生への探究でもあった。やがて玉ノ井のお雪(墨田ユキ)と出会った荷風は、社会底辺の世界に生きながらも清らかな心をもった彼女に、運命的なものを感じる。しかし、57歳の荷風にとって、年のひらきのあるお雪と結婚するには、互いの境遇が違い過ぎた。それでもお雪の純情さに惹かれた荷風は、彼女と結婚の約束をする。だが、昭和20年3月10日。東京大空襲の戦火に巻き込まれて、2人は別れ別れになってしまう。戦後、昭和27年のある日、お雪は新聞で荷風が文化勲章受章者の中にいるのを見て驚くが、あの人がまさかこんな偉い人ではないだろうと、人違いだときめてしまう。そして2人は二度と出会うことはなかった。それでも孤独の中に信ずる道を歩き続けた荷風は、昭和34年4月30日、市川在の茅屋で誰に看取られることなく80歳の生涯を終えるのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第16回 日本アカデミー賞(1993年)

ノミネート

脚本賞 新藤兼人
主演男優賞 津川雅彦
新人俳優賞 大森嘉之
新人俳優賞 墨田ユキ
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映画レビュー

4.0さらっと学徒出陣の映像。これがいい

kossyさん
2018年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 給仕の女、宮崎淑子がいい。荷風と関係を持っても金を堂々と請求する。警察沙汰になると、売春行為になるぞ!と脅される始末。

 その後は荷風の女遍歴みたいなストーリーだが娼家のユキにはまってからは、そこの宿での物語となる。

 学徒出陣のドキュメント映像。女を知らない学生さんに体をゆだねるユキ。明治神宮で万歳三唱する姿はこの映画に関係ないといえば関係ないが、これが新藤兼人らしいところ。終盤になると東京大空襲を受け、焼野原をさまよう荷風。終戦となった浅草で、置屋の女将(音羽信子)とユキ(墨田ユキ)が「あの人違う?」などとヨタヨタと歩く荷風を見て噂する。

 晩年は寂しい死に方。よほど吉原が好きだったんだなぁ・・と感ずる辞世の句。

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kossy
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