大沢たかお「ストロベリーナイト」で暴力団幹部役 竹内結子と“禁断の恋”
2012年5月29日 08:33

[映画.com ニュース] 俳優の大沢たかおが、竹内結子主演の刑事ドラマを映画化する「ストロベリーナイト」(佐藤祐市監督)に出演していることがわかった。大沢が演じるのは、指定暴力団幹部の牧田勲。竹内扮する姫川玲子と殺人事件の捜査で知り合うと、互いに引かれ合い“禁断の恋”に落ちるという役どころだ。ふたりの恋路の果てにあるものは何なのか、今後の展開から目が離せない。
誉田哲也氏の人気ミステリー小説を原作に、ノンキャリアで成り上がった警視庁捜査一課の女性刑事・姫川の活躍を描いたドラマ「ストロベリーナイト」は、2010年秋にスペシャルドラマとして初めて映像化された。今年1月からは連続ドラマ化され、平均視聴率15.4%を記録。今回の映画化では、「インビジブルレイン」が原作となる。
物語の主軸は、警官である姫川と暴力団員・牧田の禁断の恋。大沢は「昨年の春、映画化の際の出演を依頼され、当時はドラマの撮影前ということで、どういう映画になるか想像がつきませんでしたが、プロデューサーの方の熱意と原作の面白さにひかれ参加することを決めました」と話す。8カ月ぶりの姫川役となる竹内は、「今回の内容もなかなか手ごわいストーリーですので、いろんな意味で頑張っていきたいと思います」と意欲満々。そして「このヤマ、とれるかいなか、楽しみにしていただけるとうれしいです」とコメントを寄せた。
今作で姫川が捜査本部に加わるのは、ひとりのチンピラの惨殺事件。被害者は指定暴力団の下部組織の構成員だったため組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ずに捜査はこう着状態になる。そんななか「犯人は柳井健斗」というタレこみ電話が入るが、上層部からその名前が捜査線上に浮かんでも追求してはならないという指示が出る。納得のいかない姫川は単独捜査を始め、その過程で牧田に出会う。
竹内、大沢のほか、捜査一課の課長・和田徹役で三浦友和の出演も決定。ほか、西島秀俊、宇梶剛士、小出恵介、遠藤憲一、生瀬勝久、津川雅彦、武田鉄矢らドラマからのレギュラー陣も出演する。5月12日にクランクインしており、7月に撮了予定。
「ストロベリーナイト」は、2013年に全国で公開。
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