タランティーノ監督作「ジャンゴ」“爆発寸前”場面写真が初公開!
2012年5月28日 19:18
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ 繋がれざる者」の新たな場面写真が、このほど解禁された。さらに、タランティーノ監督の撮影時の様子も初公開。劇中の登場人物さながらの雰囲気で演技指導をする姿からは、今作にかける情熱が伝わってくる。
タランティーノ監督がレオナルド・ディカプリオとタッグを組む今作は、南北戦争前のアメリカ南部ミズーリ州が舞台。主人公ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が生き別れた妻を探す過程で、ドイツ人の賞金稼ぎ・シュルツ(クリストフ・ワルツ)と出会い、黒人たちを酷使する邪悪な白人農園主カルビン・キャンディ(ディカプリオ)と戦う姿を描く。
公開された劇中写真は、宿敵キャンディの不敵な笑みにジャンゴの怒りが爆発寸前であることが伝わるカットのほか、ふたりの対面シーン、ジャンゴとゴージャスな毛皮に身を包むシュルツが雪原で馬にまたがるシーンなど。物語の全ぼうを把握することはできないが、ウエスタン映画の範ちゅうを超えたエンタテインメント大作に仕上がることは間違いない。
また、第65回カンヌ映画祭でフッテージ映像が上映され、各国のジャーナリストが完成度の高い内容を絶賛。タランティーノ監督いわく、映画史上最悪の極悪人キャンディに扮するディカプリオの弾けっぷりにも大きな話題が集まったという。
「ジャンゴ 繋がれざる者」は、2013年3月に日本公開。