故アダム・ヤウクさんに見出された新鋭監督、訃報に「とても悲しい」
2012年5月9日 20:48

[映画.com ニュース] 昨年のサンダンス映画祭で話題をさらった異色の青春映画「ベルフラワー」の公開を記念し5月9日、来日中のエバン・グローデル監督と作家の樋口毅宏氏が、都内でトークイベントを行った。
メル・ギブソンの出世作「マッドマックス2」に登場する悪の首領ヒューマンガスをヒーローと崇め、映画のような文明崩壊後の世界で戦闘用改造車を乗り回す夢を見る青年ウッドローとエイデン。ひたすらプロパン爆破実験や火炎放射器づくりに明け暮れる青年の狂気と失恋の痛みを、幻覚的なビジュアルで描き出す。
小学生の頃に見た「マッドマックス」に大きな衝撃を受けたと話すウッドロー監督は、「劇中の2人のような関係性だった当時の親友と、『世界が滅亡したら自分たちのギャングを作ろう!』って盛り上がっていたんだ」と述懐。また、「ヒューマンガスは最高だよ! 子どもの頃はメル・ギブソンが好きだったけど、大きくなるにつれて巨大ですごく悪い人間なのに賢いっていう、2つの要素を内包したヒューマンガスにひかれるようになったんだ」と熱く語った。
樋口氏は、「町山(智浩)さんの絶賛コメントを見て、この映画の狂いっぷりに見事やられた」という熱狂ぶり。さらに、悪ガキのようなグローデル監督の印象を「童貞臭がする! モテないやつの怨念ってすごいんだと思い知った」と冗談まじりに称賛。グローデル監督は、「気に入ってくれるとうれしいけど、もし気に入らなかったら、ぼくらがこれを何年間もかけて苦しんで作ったと考えればハッピーになれると思うよ」と笑わせた。
また、今月4日(ニューヨーク時間)に急逝したヒップホップ・グループ「ビースティー・ボーイズ」のアダム・ヤウクさんの訃報には、「とても悲しい。初めて僕たちのことを信じて配給権を買ってくれた人で、次回作もプロデュースしたいと言ってくれていた。心強いサポーターだった」と故人を偲んだ。
「ベルフラワー」は6月16日より公開。
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