「ホビット」のフッテージが毎秒48コマで初公開
2012年4月26日 21:30

[映画.com ニュース] 全米劇場主協会(National Association of Theatre Owners)がラスベガスで主催する恒例の映画祭シネマコンで、ピーター・ジャクソン監督による注目作品「ホビット 思いがけない冒険」のフッテージが10分間上映された。
「ホビット 思いがけない冒険」と、その続編である「ホビット ゆきて帰りし物語」の2作品は、「ロード・オブ・ザ・リング」の前章となる「ホビットの冒険」の映画化。3Dで製作されるこの2作品は、長編映画としては史上初となる毎秒48フレームで撮影されていることで注目を集めている。
映画界では過去半世紀以上にわたり、毎秒24フレームで撮影することが常識となっていたが、今作では1秒あたりのフレーム数を倍増。その理由について、ビデオメッセージで登場したジャクソン監督は、よりスムーズでリアルな映像になるからだと説明した。今回はその証拠として、今作の10分間のフッテージを毎秒48フレームで上映してみせた。
毎秒48フレームで撮影・上映される映像を、ジャクソン監督は「もっと魅力的に」「より目に優しい」と説明。気になるのは劇場側の対応だが、デジタル映写機のほとんどはファームウェアをアップデートさせることで、毎秒48フレームの上映が可能となるという。ジェームズ・キャメロン監督も「アバター2」「アバター3」を毎秒48フレームか、それ以上のスピードで撮影すると発言しているため、3Dブームに次ぐ新たなブームになるかもしれない。「ホビット 思いがけない冒険」は12月14日公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント