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「ベルセルク」第1弾、仏アヌシーアニメ映画祭で海外進出

2012年4月25日 15:26

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“黄金時代”を描く「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」
“黄金時代”を描く「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」
(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

[映画.com ニュース] 三浦建太郎原作の人気漫画をアニメ映画化した「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」が、第34回アヌシー国際アニメーション映画祭のアウトオブコンペ部門に出品されることが決定。窪岡俊之監督は、絵コンテと演出で参加した「Genius Party 上海大流」でも、同部門に出品した経験を持つ。

同映画祭は、1960年にカンヌ映画祭アニメーション部門が独立。世界4大国際アニメ映画祭(アヌシー、ザグレブ、オタワ、広島)のひとつとして知られ、これまでに「紅の豚」「つみきのいえ」などの日本作品がグランプリを受賞した。今年は長編82作品の出品が決定しており6月4~9日、仏アヌシーで開催される。

原作は、「ヤングアニマル」(白泉社刊)で20年以上にわたり連載され、不動の人気を誇る漫画。壮大な物語を映像化するサーガプロジェクトの第1弾として、ファンの間で最も人気が高い“黄金時代”を3部作描く。

今作は、剣士ガッツと「鷹の団」のグリフィスのきずなに焦点を当てた。同映画祭担当者は、「『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』はキャラクター描写が素晴らしく、驚異的なアニメーションです。ストーリーや音楽も叙事詩的」と絶賛しており、フランスをはじめ北米やヨーロッパなど16カ国での配給が決定した。

第2弾「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」は6月23日、第3弾「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」は今冬に全国で公開。


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