北欧の名優S・スカルスガルド「孤島の王」マナー予告で自らをアピール
2012年4月17日 13:15

[映画.com ニュース] ノルウェーの権威あるアマンダ賞で作品賞、脚本賞など4部門を制したサスペンス「孤島の王」のマナー予告が、このほど公開された。
1915年にノルウェー・バストイ島の非行少年矯正施設で勃発した反乱をもとに、ノルウェー国民でさえも知りえなかった歴史の闇を暴く。メガホンをとったマリウス・ホルスト監督は、バストイ島の孤立した自然、劣悪な労働環境などリアリティを追求した。ステラン・スカルスガルド、クリストッフェル・ヨーネル、ベンヤミン・ヘールスター、トロン・ニルセンらが出演している。
外界から隔絶された施設に送られた非行少年エーリングは、 “ヨーロッパの模範”とうたわれた矯正施設で重労働、性的虐待が横行する現実に直面する。理想とはかけ離れた環境のなか、孤独に抵抗を続けるエーリングの姿に刺激され、過剰な抑圧にさらされた少年たちは反乱を引き起こす。
マナー予告では、劇中で少年たちを苦しめる院長に扮したスカルスガルドが、「孤島の王からマナーのお願い」を呼び掛ける。本編映像を盛り込みながら、携帯電話の電源オフ、飲食時の注意を喚起。ラース・フォン・トリアー監督作や、「ドラゴン・タトゥーの女」(デビッド・フィンチャー監督)などハリウッド作品にも出演しながら、名前が浸透していない自らについても「覚えてね。北欧の名優ステラン・スカルスガルドです」とユーモラスにアピールした。同映像は、現在東京テアトル系の一部劇場で上映中だ。
「孤島の王」は、4月28日から全国で公開。
(C)les films du losange
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