元AKB48成田梨紗、体当たりのAV女優役に「やって良かった」
2012年4月7日 15:19
[映画.com ニュース] 元「AKB48」の成田梨紗が4月7日、元AV女優・森下くるみの自伝的小説を映画化した主演映画「すべては『裸になる』から始まって」(中町サク監督)のDVD発売を記念し、都内の書店で森下とともに握手会を行った。映画初主演にしてAV女優という難役に挑んだ成田は、「反響はかなり大きくて嫌なコメントもあったけど、自分で決めたことなので誰に何と言われようと覚悟していた。やって良かったです」と決意を振り返った。
18歳からのデビュー以降、10年間にわたり人気AV女優として活躍してきた森下(成田)に、引退後に出版した自伝本の映画化の話が舞い込んでくる。脚本執筆の過程で当時を振り返る森下だったが、AV女優という職業に対する偏見などから、映画の内容は思わぬ方向に進んでいく。
森下は、「(成田は)根性あると思う。AV女優役というのは誤解されやすいので、芝居だけじゃなく色々な意味で大変だったと思う。若いのにしっかりしているし、礼儀正しくてびっくり」と絶賛。自身の今後については、「映画などにもちょくちょく出ているけど、これからはライトノベルや脚本など主に執筆活動を手広くやっていきたい」と多彩ぶりをうかがわせた。
成田も、「森下さんはすごくかわいいし大人。話をしていてとても勉強になるし、生き方が潔くて大好き。これから色々なお仕事をやっていく上でとても役に立つ経験になった」と手応えを感じていた。また、先日発表された元チームメイト・前田敦子の卒業については、「ニュースを見て家族全員でビックリした。次回の総選挙はあっちゃんが抜けたことで面白いことになりそうだし、それを期待している」と笑った。