中村玉緒、サッチャー元首相に扮し「主人に見せたかった」
2012年3月29日 13:27

[映画.com ニュース] 女優の中村玉緒が3月29日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のトークショーに参加した。この日、中村はサッチャーに扮するメリル・ストリープをイメージした衣装で登場。特製のオスカー像を掲げ、「主人に見せたかった。キレイだと言ってほしい」と笑顔で語った。
今作は、「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド監督がメガホンをとり、イギリス史上初の女性首相マーガレット・サッチャーの半生を描く。サッチャーを演じたストリープは、第84回アカデミー賞で主演女優賞を受賞し、3度目のオスカーに輝いた。
ストリープを女優として尊敬しているという中村は、「17回ノミネートされているだけでもすごいこと」と最敬礼。一国を率いた政治家サッチャーの女性としての素顔に迫った今作の見どころは、「女として最後まで家族を愛し、仕事と両立できる家庭をつくった女の強さとや優しさを見てほしい」とアピールした。
夫で俳優の故勝新太郎さんを支え続けた中村は、「主人のことは俳優として尊敬している。いろいろあったけれど、後ろを振り返ると娘と息子が支えてくれていた」と述懐。そして、「毎日が誕生日だと言って誕生日を忘れてしまう人だったけれど、夫婦にとって大事な結婚記念日だけは一緒に過ごしていました。今でも遺影の前でお祝いしています」と今も変わらぬ夫婦愛を明かした。
フォトギャラリー
関連ニュース





