歌って踊る「愛と誠」、サブキャラ満載の新ポスター完成
2012年3月29日 14:00
[映画.com ニュース] 妻夫木聡主演で三池崇史監督が映画化する「愛と誠(2012)」の新ポスターが、このほど完成した。妻夫木をはじめ武井咲、斎藤工らが、劇中で歌って踊ることが大きな話題を呼んでいる今作。公開されたポスターでは、大野いと、安藤サクラ、市村正親ら個性豊かなサブキャラクターがずらり勢ぞろいしている。
額から血を流す超不良・太賀誠(妻夫木)と純真無くなほほ笑みをたたえる早乙女愛(武井)。ポスターには、三池エッセンスがちりばめられている。「君のためなら死ねる!」と愛への一方的な思いを絶叫するメガネ優等生・岩清水(斎藤)の姿はもちろん、にらみをきかせるスケ番・ガムコ(安藤サクラ)、大人しそうな女子高生・高原由紀(大野いと)の秘められた役どころについて、伏線が張られている。
梶原一騎の人気純愛漫画を西城秀樹、故早乙女愛さん主演で映画化した「愛と誠」。4度目の映画化となる今作は、音楽プロデューサーの小林武史が映画音楽を担当した。「激しい恋」「あの素晴しい愛をもう一度」「空に太陽があるかぎり」といった昭和を代表する歌謡曲のほか、主題歌を含むオリジナル3曲の計10曲を手がけている。
物語は、過去への復しゅうを誓って東京へやってきた超不良の誠は、「全てを失っても私は彼を愛する」と名家の令嬢・愛に一目ぼれされてしまう。ふたりを取り巻くのは、愛に思いを寄せる岩清水、誠に目をつける番長&スケバングループ。全員が純愛へと暴走するカオス状態に陥る展開からは、目が離せない。
「愛と誠(2012)」は、6月16日から全国で公開。