クロエ・モレッツ、リメイク版「キャリー」主役筆頭候補に
2012年3月27日 11:10
[映画.com ニュース] スティーブン・キングの処女作「キャリー」を35年ぶりに再映画化する企画が進行中だが、その主役の筆頭候補に、「キック・アス」でブレイクしたクロエ・モレッツが挙がっていることが明らかになった。
米Vultureが報じたもので、モレッツともうひとり、テレンス・マリック監督の新作「Lawless」の主役に抜てきされた新鋭ヘイリー・ベネットが最有力候補となっている。それに加え、ダコタ・ファニング、エミリー・ブラウニング、ベラ・ヒースコート、リリー・コリンズが、リメイク版のメガホンをとるキンバリー・ピアース監督(「ボーイズ・ドント・クライ」)と会って脚本の読み合わせをしているという。
1976年にブライアン・デ・パルマ監督、シシー・スペイセク主演で映画化された「キャリー」は、狂信的な母親に育てられた超能力を持つ高校生の少女キャリーが、執拗なイジメに遭った末に怒りを爆発させ、惨劇を引き起こすというオカルトホラー。キャリーを演じたスペイセクがアカデミー賞主演女優賞、母親役のパイパー・ローリーが同助演女優賞にノミネートされた。
劇作家でコミック作家のロベルト・アギーレ・サカサが脚本を手がけたリメイク版は、より原作に忠実な内容になると言われている。なおVultureは、ピアース監督が、母親役の候補にジョディ・フォスターとジュリアン・ムーアを検討中であることも報じている。