ジェームズ・キャメロン監督、マリアナ海溝最深部に単身潜航
2012年3月26日 19:20

[映画.com ニュース] オスカー監督ジェームズ・キャメロンが、世界で最も深い海溝といわれるマリアナ海溝の最深部チャレンジャー海淵への単独潜航に成功した。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、キャメロン監督のみ乗り込んだ潜水艇は3月26日(現地時間)、北西太平洋マリアナ諸島の東に位置するマリアナ海溝のなかでも、最深部となる水面下7マイル(約11キロメートル)のチャレンジャー海淵へ到達した。
キャメロン監督は、海上で見守っていたスタッフたちに「すべてのシステムは順調」とメッセージを送ったそうで、Twitterには「ちょうど今、海底の最深部に到着した。すばらしい気分だ。ここで見たことをキミたちに早く伝えたい」と書き込まれた。今回の目的は3Dカメラでのドキュメンタリー撮影と調査サンプルの採集で、海底には最長6時間ほど滞在する予定のようだ。チャレンジャー海淵にはこれまで3人しか潜航しておらず、単独で成功させたのはキャメロン監督が初めてとなる。
歴史的ヒットを記録した恋愛映画「タイタニック」(1997)や、沈没したタイタニック号の謎に迫る3Dドキュメンタリー「ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密」(03)の撮影などで、これまで何度も潜航しているキャメロン監督。「~タイタニックの秘密」のために開発された3Dカメラ・システムは、改良を重ねた末に3D大作「アバター」などの撮影に使用された。
なお、キャメロン監督は、3Dで15年ぶりにスクリーンによみがえる「タイタニック(3D版)」のプロモーションのため、3月30日に来日会見を行うことが決定している。「タイタニック(3D版)」は4月7日から日本公開。

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