モンロー演じたミシェル・ウィリアムズ、“因縁”の帝国ホテルで会見
2012年3月14日 14:54

[映画.com ニュース] 第84回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた主演作「マリリン 7日間の恋」を引っさげ、来日中のミシェル・ウィリアムズが3月14日、東京・千代田区の帝国ホテルで会見した。同所は1954年、マリリン・モンローが来日した際に滞在し、記者会見を行った場所。本作でモンローを演じたウィリアムズは「まるで魔法のようなめぐり合わせで興奮している」と挨拶した。
モンローが当時、「寝ているときに何を着るか」と質問され「シャネルの5番」と答えた伝説的エピソードが生まれたのも、同ホテルでの会見だった。この日、同じ質問をされたウィリアムズは「それは秘密よ」と苦笑しきり。実際のモンローとは異なる、シャイな素顔も披露した。
スターとしての魅力あふれる姿から、禁じられた恋に悩む等身大の女性像までを熱演し、第69回ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞しているウィリアムズ。「役作りは外見と内面、同時にアプローチした。ちょうど前輪と後輪でバランスを取る自転車のようなものね。映画はもちろん、テレビやラジオなど参考にできるものはすべてリサーチした。そうすることで、自然と私にとってのマリリン像が作り上げられたの」と振り返る。
最も好きなモンローの出演作は「お熱いのがお好き」(1959)。くしくも、モンローも同作でゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞しており「最高のマリリンが、最高の作品に出演している。もちろん、一番好きな作品を絞るのは苦渋の選択なのよ」と語った。会見では娘のマチルダちゃんと一緒に貯めたという義援金を「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に寄付することも発表。また、タレントの西山茉希がゲスト登壇し、ウィリアムズに花束を手渡した。
「マリリン 7日間の恋」は3月24日から全国で公開。
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