心温まる欧州横断ロードムービー「さあ帰ろう、ペダルをこいで」予告公開
2012年3月12日 13:00

[映画.com ニュース] 「アンダーグラウンド」など、エミール・クストリッツァ作品の常連として知られる名優ミキ・マノイロビッチ主演、両親を失ったドイツ在住の青年が、再会した祖父とともに自転車で祖国ブルガリアへ向かい、家族の絆を取り戻していく姿を描いたロードムービー「さあ帰ろう、ペダルをこいで」(ステファン・コマンダレフ監督)の予告編が、このほど公開された。
幼少期に両親とともに共産党政権下のブルガリアからドイツへ亡命した青年アレックス(カルロ・リューベック)は、交通事故で両親と記憶を失ってしまう。ブルガリアからアレックスを迎えにきた祖父バイ・ダン(ミキ・マノイロビッチ)は、アレックスと2人でタンデム自転車に乗り、祖国を目指して欧州横断の旅に出る。旅の途中で、アレックスはかつて祖父に習ったボードゲーム“バックギャモン”の手ほどきを受けたり、美しい女性と出会ったりと、さまざまな経験をしながら失われた自身の人生を見つめなおす。ベテランのマノイロビッチの名演技、自転車に乗った目線からの景色、人生を“バックギャモン”に見立てた含蓄のある言葉など、ひとつひとつのシーンが味わい深い一作だ。
予告編では、アレックスが乗った車が激しく横転する事故のシーンからスタート。搬送された病院で祖父バイ・ダンと対面する。ブルガリアまでの道中、自転車に乗るふたりが心を通わせていく様が美しい風景と共に映し出されるほか、共産党政権下のブルガリアでの生活、ドイツへの亡命と時代に引き裂かれた家族の思い出が回想される。
「さあ帰ろう、ペダルをこいで」は5月12日公開。
(C)RFF INTERNATIONAL, PALLAS FILM, INFORG STUDIO, VERTIGO / EMOTIONFILM and DAKAR, 2008 All rights Reserved
関連ニュース






【第75回ベルリン国際映画祭】短編部門で水尻自子監督のアニメーションが銀熊賞、ジェネレーションKプラス部門の横浜聡子監督「海辺へ行く道」にスペシャル・メンション
2025年2月23日 08:00
映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ