カンヌ映画祭オープニングにW・アンダーソン監督「ムーンライズ・キングダム」
2012年3月12日 11:15

[映画.com ニュース] 第65回カンヌ国際映画祭(5月16~27日)のオープニング作品に、ウェス・アンダーソン監督(「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ファンタスティック Mr. Fox」)の新作「ムーンライズ・キングダム(Moonrise Kingdom)」が選出された。
アンダーソン監督とロマン・コッポラが脚本を手がけた「ムーンライズ・キングダム」の舞台は、1960年代の米ニューイングランド。恋に落ちた少年と少女の逃避行と、大人たちが繰り広げる捜索劇を描く、アンダーソン監督お得意のオフビートなドラマだ。
少年と少女役にはジャレッド・ギルマンとカーラ・ヘイワードを起用。保安官やボーイスカウトの隊長、両親ら大人役でブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、ハーベイ・カイテル、ジェイソン・シュワルツマンら豪華キャストが共演する。
同映画祭のその他のラインナップは、4月に発表される見込み。なお、今年のコンペティション部門の審査委員長には、イタリアのナンニ・モレッティ監督が決定している。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






【第78回カンヌ国際映画祭】オフィシャル・セレクション発表、早川千絵監督作など日本映画3本 応募作は過去最高の2909本、現代社会の暴力、愛、寛容など描く作品目立つ
2025年4月10日 23:00
取材 海外映画祭