C・モレッツが映画の虜に、最多5部門受賞「ヒューゴ」本編映像公開
2012年2月29日 16:30

[映画.com ニュース] 第84回アカデミー賞で撮影賞をふくむ技術部門を独占し、最多5部門(「アーティスト」と最多タイ)を受賞したマーティン・スコセッシ監督の最新作「ヒューゴの不思議な発明」の本編映像が、このほど公開された。少年ヒューゴと少女イザベルの好奇心を刺激し、物語が大きく動き出すというふたつの重要なシーンだ。
ブライアン・セルズニックの冒険ファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」を、スコセッシ監督がメガホンをとり3Dで映画化。駅の時計台に隠れ住む孤児のヒューゴが、亡き父の残した機械人形の秘密を探る冒険を繰り広げる。1930年代の仏パリを美しい映像で再現し、「縞模様のパジャマの少年」のエイサ・バターフィールドがヒューゴ、「キック・アス」のクロエ・モレッツがイザベルを演じた。
本編映像は、ヒューゴとイザベルが映画館に忍びこみ、映画の素晴らしさを体感する場面を映し出す。20年代に活躍した、サイレント映画のスターであるハロルド・ロイドの代表作「ロイドの要心無用」(23)を鑑賞し、イザベルは一気に映画の世界に魅了されてしまう。イザベル役のモレッツが目まぐるしく変化する表情で、初めて映画に触れた人々の感動を表現している。
さらにヒューゴとイザベルは、ベン・キングズレー扮するパパ・ジョルジュの家で秘密の箱を発見。「月世界旅行」など“映画の父”と称されるジョルジュ・メリエスの世界を描いた画コンテが飛び交い、物語に隠された謎が新たな展開を見せる。
「ヒューゴの不思議な発明」は、3月1日から全国で3D/2D同時公開。
(C)Paramount Pictures 2011
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