スコセッシ監督「ヒューゴ」最多5部門受賞に納得の表情 愛娘もニッコリ
2012年2月27日 17:02

[映画.com ニュース] 巨匠マーティン・スコセッシ監督作「ヒューゴの不思議な発明」が2月26日(日本時間27日)、第84回アカデミー賞授賞式で、最多5部門(「アーティスト」と最多タイ)を受賞する快挙を成し遂げた。
「ヒューゴの不思議な発明」は、撮影賞、美術賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞と技術部門を独占。スコセッシ監督は今作のプロモーションで来日時も、技術的な話題に及ぶと熱く語っていたこともあり、今回の受賞には納得の表情だ。
また、12歳の愛娘フランチェスカちゃんを連れて授賞式会場入りしたスコセッシ監督。製作の直接的なきっかけが、妻の「自分の娘のために1本くらい撮るのも悪くないんじゃない?」というひと言だったことを明かしているだけに、5部門受賞に喜び愛くるしい表情を浮かべるフランチェスカちゃんの姿を見て、笑みを浮かべていた。
世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの冒険ファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」を、スコセッシ監督が3Dで映画化した今作。父の残した壊れた機械人形とともに駅の時計塔に隠れ住む少年ヒューゴが、機械人形の修理に必要なハート型の鍵をもつ少女イザベルと出会ったことで、人形に秘められた壮大な秘密をめぐって冒険に繰り出す姿を描く。
「ヒューゴの不思議な発明」は、3月1日から全国で公開。
(C)Paramount Pictures 2011
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