WGA賞発表!W・アレン監督「ミッドナイト・イン・パリ」が脚本賞
2012年2月20日 20:45
[映画.com ニュース] 米脚本家組合(WGA)に所属する脚本家が選考するWGA賞が2月19日(現地時間)、発表された。
映画部門のオリジナル脚本賞には、恋人とパリを訪れた人気脚本家が、伝説の芸術家たちが生きる1920年代に迷い込む、ウッディ・アレン監督・脚本の「ミッドナイト・イン・パリ」が選ばれた。原作を映画化した脚色賞は、アレクサンダー・ペイン監督がナット・ファクソン、ジム・ラッシュとともにペンをとり、ハワイで昏睡状態の妻の浮気相手を探す男を描いた「ファミリー・ツリー」。両作品は、1週間後に迫った第84回アカデミー賞の脚本賞・脚色賞カテゴリーにそれぞれノミネートされており、オスカー獲得に向け勢いを増している。
テレビ部門のドラマ・シリーズは、ドラッグ精製に手を染める堅物高校教師を描いた「ブレイキング・バッド」。コメディ・シリーズは、同性愛者や異人種カップルなど現代のさまざまな家族のあり方をモキュメンタリー・スタイルでとらえた「モダン・ファミリー」。新シリーズは、「24」のクリエイターによる心理サスペンス「Homeland」が受賞した。