初音映莉子、米映画「エンペラー」ヒロインに大抜てき
2012年2月16日 16:56
[映画.com ニュース] 女優の初音映莉子が、ハリウッド映画「エンペラー(原題) Emperor」のヒロインに抜てきされたことがわかった。初音が米映画に出演するのは今回が初めてのことで、人気ドラマ「LOST」などで知られる主演マシュー・フォックスの相手役を演じる。
初音は、1982年生まれの29歳。NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」「おひさま」に出演しているほか、映画では「ノルウェイの森」での好演が記憶に新しい。今作は、太平洋戦争直後の日本とアメリカの史実をもとに描く壮大なドラマで、日本からはキャスティング・ディレクターとして世界的に活躍する奈良橋陽子氏と、息子で俳優の野村祐人らがプロデューサーとして名を連ねている。
メガホンをとるのは、「真珠の耳飾りの少女」や「ハンニバル・ライジング」で知られるピーター・ウェーバー監督。すでに1月下旬からニュージーランドで撮影に入っており、初音はトミー・リー・ジョーンズが扮するマッカーサー元帥の部下として働いていたボナー・フェラーズ(フォックス)と恋に落ちる、日本人留学生・あやを演じる。
プロデューサーのゲイリー・フォスターは、「ニュージーランドと日本で撮影を進めており、興奮している。初音映莉子は、われわれアカデミー賞クラスのスタッフ&キャストの中でもひけをとらず、彼女の存在は素晴らしい発見である」とコメントを寄せている。
今後も、徐々に日本人キャストが発表されていくという。