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池上彰、情報社会に生きる子どもにメディア活用術を伝授

2012年2月15日 17:59

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NHKの子ども向け新番組を担当する池上彰
NHKの子ども向け新番組を担当する池上彰

[映画.com ニュース] ジャーナリストの池上彰氏が、NHKの新番組「メディアのめ」でMCを務めることが決定し、2月15日に東京・渋谷の同局で取材会を行った。小学生向け情報番組のレギュラー出演にあたり、「今はさまざまなメディアの出現によって、子どもたち自身が情報を発信する立場になっている。文字の読み書きができればよかった時代から、メディアの読み書きができるメディアリテラシーの必要性が出てきました」と現代社会を分析。だからこそ「メディアの面白さを知って、使いこなしてほしい。この番組を学校教材として使用してほしい」と語った。

同番組は、情報社会に生きる小学生に自ら情報を取捨選択し活用できるメディアリテラシーの習得を促す。テレビ、インターネット、携帯電話、雑誌、新聞など生活と密着したメディアを取り上げ、それぞれの特性や上手な付き合い方を紹介する。

池上氏は、これまでに「週刊こどもニュース」などに出演し、子どもが感じる疑問を切り口にニュースをわかりやすく伝えてきた。今回は、4月以降の学校教育でメディアリテラシーが大きく取り上げられることを受け、中学2年生の安保泰我とともにゲームなど子どもの興味を引く視点から多様化するメディアの可能性を探る。

また、「親の世代が子どものころに体験していないからわからないという問題が起きています。子どもに注意を促せる人がいないんです」と指摘。さらにTwitterなどの新メディアを例に挙げ、「大人も無自覚なことがあるので、子どもに伝えると同時に意識しないといけない」と促した。そして、メディアが内包する危険と可能性を解説したいと話す一方で、「つくり手側が問われることになるので、メディアがメディアリテラシーを問うのは難しい。光と影をどう伝えていくのか。身が引き締まります」と心中を明かした。

この日、第2回放送分の収録を終え「今回は音があることによって同じ映像でも違った印象を受けることを説明しました。私自身もとても楽しかった」と述懐。スタッフと議論を重ね、アイデアを交えながら興味を持ってもらえる番組づくりを行っているそうで、「最後の最後までつくりあげる」と池上氏らしい熱い信念を語った。

「メディアのめ」は、4月9日から毎週月曜日に全20回で放送。

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