G・オールドマンが老スパイを怪演「裏切りのサーカス」予告公開
2012年2月1日 15:00

[映画.com ニュース] ジョン・ル・カレのスパイ小説の金字塔を映画化した「裏切りのサーカス」の予告編を、映画.comが入手した。東西冷戦下に繰り広げられた英国情報局秘密情報部MI6と、ソ連国家保安委員会KGBのし烈な情報戦から、片ときも目が離せない。
日本でもファンの多い原作者のジョン・ル・カレは、元MI6のスパイ。「ぼくのエリ 200歳の少女」のトーマス・アルフレッドソン監督の描く世界観からも、リアリティを追求した緊張感あふれる予告全編にわたりちりばめられている。
ある策略によって英国諜報部サーカスを去ることになった老スパイのスマイリー(ゲイリー・オールドマン)が主人公。スマイリーのもとに、長年にわたり組織の幹部として潜り込んでいるソ連の二重スパイ“もぐら”を捜し出す任務がくだされる。標的は、「ティンカー」「テイラー」「ソルジャー」「プアマン」というコードネームをもつ4人の組織幹部。過去の記録をさかのぼり、集めた証言をもとに容疑者を洗い上げていくスマイリーは、意外な裏切り者を見出す。
今作は、第84回アカデミー賞で主演男優賞、脚色賞、作曲賞にノミネート。また、英国アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞をはじめ11部門にノミネートされている。オールドマンの悲哀に満ちた演技とともに、コリン・ファース、マーク・ストロング、トム・ハーディ、ジョン・ハート、ベネディクト・カンバーバッチらの演技にも注目が集まる。
「裏切りのサーカス」は、4月21日から全国で公開。
Jack English (C) 2010 StudioCanal SA
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