堀割が美しい柳川市、「ドットハック」キャラに住民票を授与!
2012年1月19日 15:30

[映画.com ニュース] 思春期のみずみずしいドラマと最先端の3DCGアニメーションが融合した「ドットハック セカイの向こうに」の公開を記念し、舞台となる福岡県柳川市がメイン・キャラクター3人に特別住民票を交付する。ヒロイン・有城そらの声を担当した桜庭ななみと松山洋監督が1月14日、柳川市で行なわれた特別住民票授与式に参加した。
アニメのキャラクターに住民票を授与する市としての初の試みに、金子健次市長は「柳川が舞台に選ばれてうれしいです。この街出身の琴奨菊関とともに、この作品も柳川の誇りです」と挨拶し、住民票を手渡した。
福岡出身で現在も拠点を置く松山監督は、「名物である水路と街並みは不変の美しさだと思い、映画の舞台に選びました」と理由を説明。初めて同地を訪れた桜庭は、「スクリーンで見ていただけでも素敵な場所だと思っていましたけれど、実際に来てみたらもっと素敵で、さらに好きになりました」。さらに「私の演じた有城そらだけでなく、松坂桃李さんの田中翔、田中圭さんの岡野智彦と、3人一緒に登録していただいてうれしく思っています」と、市長に感謝の気持ちを伝えた。
同作は、10年の歴史を誇る人気ゲーム・プロジェクトを原作に、柳川に暮らす3人の中学生がオンラインゲームを通じて現実世界の危機に挑む姿を、シリーズ初の劇場版として描く。公開を間近に控えた松山監督は、「14歳という多感な年代の少年少女たちの、淡い気持ちやつながりを描いています。桜庭さんにも、声を通してキャラクターに命を吹き込んでもらいました。見た人みんながきっと幸せになる作品」とコメント。桜庭も、「シリーズ作品ですが、初めて観る人でも十分に楽しめる作品。それに3D映画なので、その迫力も味わってほしい」とアピールに努めた。
「ドットハック セカイの向こうに」は、1月21日から全国公開。
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