連ドラかけ持ち長谷川博己、ミタことないほど浮世離れした役
2012年1月18日 14:30
[映画.com ニュース] 俳優・長谷川博己が1月17日、東京・テレビ朝日で行われた連続ドラマ「聖なる怪物たち」(同局系1月19日~木曜午後9時)の発表会見に出席した。「家政婦のミタ」(日本テレビ系)に出演した34歳は、今クール連ドラ2本をかけ持ち。「運命の人」(TBS系)に続き始まる「聖なる怪物たち」では、巨大学園グループの経営者を演じ「現実にもいないんじゃないかというほど浮世離れしたお金持ちの役です」とクールな笑顔を見せた。
ドラマは、同名小説を原作に、岡田将生が主演を務め、長谷川のほか中谷美紀、加藤あいらが共演する医療サスペンス。正義感あふれる若き外科医を演じる岡田は、精かんな白衣姿で「患者第一の行動や言葉に感化される」と役柄に共感。看護師長役の中谷は「まっとうな人間に見えて恐ろしい顔を隠しているんです」、長谷川演じる経営者の妻を演じる加藤は「純粋な女性が怪物のように恐ろしく変わっていきます」と、それぞれ魔性の役柄をアピールした。
財政難の総合病院が舞台。愛する人の子どもが欲しいという純粋な女性の思いにさまざまな陰謀が絡み合い、次第に医師、看護師、教育者ら“聖職者”たちの仮面がはがれ真実の顔が明らかになっていく。鈴木杏、大政絢、渡辺いっけい、勝村政信、平田満、小日向文世らが脇を固める。
ドラマの内容にちなみ、会見ではキャストの真の顔を暴く心理テストが行われ、中谷、加藤、大政の女性3人がそろって経営者タイプと診断された。中谷が「このクールが終わったら女優を辞めてビジネスを始めようかしら」と冗談めかすと、加藤が「私もついていきます」と笑わせていた。初回は15分拡大。(映画.com×文化通信.com)