芦田愛菜“仕事始め”で新年の誓い「いろんな役にチャレンジしたい」
2012年1月7日 12:35
[映画.com ニュース] ベストセラー児童文学をアニメ映画化した「マジック・ツリーハウス」が1月7日、全国180スクリーンで封切られ、声優を務めた北川景子、芦田愛菜ちゃん、真矢みき、メガホンをとった錦織博監督が東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。昨年、大活躍だった愛菜ちゃんは、この日が“仕事始め”。特製絵馬に「いろんな役にチャレンジしたい」「九九のお勉強を頑張ります」と書き、新年の誓いを立てた。
全世界で1億部の大ベストセラーを記録する、メアリー・ポープ・オズボーンの児童書を世界で初めて映画化。正反対の性格でありながら仲良しな兄妹ジャック(北川)とアニー(愛菜ちゃん)が、森の中で時空を自由に超えることができる不思議な小屋“マジック・ツリーハウス”を見つけ、本の世界で不思議な冒険を繰り広げる。
北川は声優初挑戦で「ふだんは顔も含めた全身を使って演技するので、声だけの表現は難しかった」。演じたジャックについて「優しい印象の男の子。でもいざという時は、ちゃんと決断できる強い芯がある」と語った。一方、愛菜ちゃんは「アニーは元気な女の子だと思ったので、元気なアニーちゃんになるよう頑張った」。本の世界を冒険する本作に「私は平安時代に行って、十二単を着て、紫式部に会いたい」と童心たっぷりに語り、客席を和ませた。
パワーを奪われた魔法使いを演じた真矢は「魔法使いに会ったことがないので……」と笑いを交えて、役作りを述懐。今年の目標は「映画の世界のように、好奇心いっぱいの心で毎日を過ごしたい」。錦織監督は「もともと本を読んでほしいという気持ちから書かれた原作なので、『映画を見たから、もういいや』ではなく、これをきっかけに本を読んでもらえれば」と挨拶。次回作の構想もあるといい「多くの人に広めてほしい」とアピールした。