“ゆるキャラ”はやぶさクン、藤原竜也主演作の宣伝部長に
2012年1月3日 16:30

[映画.com ニュース] 藤原竜也の主演最新作「おかえり、はやぶさ」の“着ぐるみ”宣伝部長に、「はやぶさクン(仮)」が就任することになった。話をすることはできないが、通訳を介してコメントを発信できるそうで、2012年1月23日に行われる同作の完成披露試写会での宣伝部長デビューを予定している。
はやぶさクンは、実物の小惑星探査機はやぶさと同等の大きさを誇るというが、股間のサンプラーホーンが歩行の邪魔をするというビジュアル通りの“ゆるキャラ”だ。はやぶさと違いなまけものだが、ソーラーパネルが卓球台の役割を果たすなど実用的な一面もあわせ持つ。
ミーハーなやぶさクンは、個人的な目標も定めている。「ゆるキャラグランプリ2011」で優勝した“くまモン”会える日を夢見ているほか、大阪の「くいだおれ人形」にも挨拶に出向きたいと画策中。松竹関係者によれば、山梨にある「はやぶさ温泉」へ行きたいと宣言しているそうだが、非耐水性のため迷いが生じているとか。それでも、映画のヒットのためには、時として手段を選ばず努力する強い意志を胸に秘めている。
藤原主演、本木克英監督作である今作は、最新3D映像と松竹映画の伝統を生かした家族の絆(きずな)を描く。藤原演じるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の若手エンジニア・大橋健人と、「はやぶさ」以前の「のぞみ」プロジェクトリーダーだった父・伊佐夫(三浦友和)、伊佐夫の講演に感銘を受けて宇宙を志した新米理学博士・野村奈緒子(杏)の関係を軸に描かれる。JAXAの全面協力を得て、家族という視点を軸に、はやぶさの7年にわたる軌跡に迫る。
「おかえり、はやぶさ」は、2012年3月10日から全国で公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント