オスカー有力視「ヘルプ」、賞レースでも好調な滑り出し
2011年12月6日 21:30

[映画.com ニュース] エマ・ストーンとビオラ・デイビスが主演を務める米映画「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(テイト・テイラー監督)がこのほど、ワシントンDC映画批評家協会賞で主演女優賞(デイビス)、助演女優賞(オクタビア・スペンサー)を含む4部門にノミネートされたことがわかった。
同作は、1960年代の米ミシシッピを舞台に、白人女性と黒人家政婦たちの友情が、旧態依然とした街を変革していく様子を描いたベストセラー小説の映画化。南部の上流階級に生まれた作家志望のスキーターが、白人社会に置かれた黒人メイドたちの立場に疑問を抱き始め、インタビューを試みる。誰もが口を閉ざすなか、ひとりのメイドが勇気を振りしぼりインタビューに応じたことが、社会全体を巻き込む事態へと発展していく。
同作は、ワシントンDC映画批評家協会賞へのノミネートだけでなく、ニューヨーク批評家協会賞では、ジェシカ・チャステインが助演女優賞を受賞した。さらに、ナショナル・ボード・オブ・レビューではアンサンブル演技賞に輝いたほか、ハリウッド映画祭ではチャステインが助演女優賞、ストーンやデイビスらがアンサンブル演技賞を戴冠。賞レースの前しょう戦で拍車がかかり、ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞へのノミネートに、大きな期待がかかる。
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」は、2012年3月31日から全国で公開。
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