シルベスター・スタローン、「ロッキー」を自らミュージカル化
2011年11月23日 14:39
[映画.com ニュース] シルベスター・スタローンが、自身の代表作であるボクシング映画「ロッキー」(1976)をミュージカル化することが明らかになった。
スタローンが正式に発表したもので、ともにヘビー級世界王者であるビタリ&ウラジミール・クリチコ兄弟と共同でプロデュースを手がける。またクリチコ兄弟は、キャスト(現時点では未定)のボクシング指導も行うという。
スタローンは、「『ロッキー』は、結局のところはラブストーリーなんだ。エイドリアンがいなければ、ロッキーは最後まで戦うことはできなかった」とコメント。ミュージカル版では、ボクシングよりも恋愛の部分に焦点が当てられることになると話した。
脚本を「プロデューサーズ」のトーマス・ミーハン、演出をアレックス・ティンバーズが手がける。「ラグタイム」のリン・アーレンズとスティーブン・フラハーティが作詞・作曲を担当し、サバイバーの「Eye of the Tiger」など、映画でおなじみの楽曲も使用されるという。
「ロッキー・ザ・ミュージカル」は、2012年11月にドイツ・ハンブルクで初演。その後はワールドツアーも予定されている。