ハリウッド映画の男女不均衡が調査で浮き彫りに
2011年11月23日 12:00
[映画.com ニュース] 米ハリウッドで、男女の雇用比率が以前と変わらず不均等であると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
南カリフォルニア大学コミュニケーション&ジャーナリズム学部(Annenberg School for Communication & Journalism)は、「トランスフォーマー リベンジ」や「ハリー・ポッターと謎のプリンス」など2009年の興行成績トップ100作品を対象に調査を行った。その結果、セリフのあるキャラクター4342人のうち、女性はわずか32.8%で、男性が67.2%となった。
さらに女性の場合は、映画のなかで水着姿になったり、セクシーな服装になるケースが25.8%と、男性の4.7%よりはるかに多いことが明らかになった。その原因について、同学部のステイシー・L・スミス准教授は、作り手側の男女比が関与していると指摘する。
人気映画100作品を執筆した脚本家のうち、女性の占める割合はわずか13.5%、監督に至っては3.6%だった。「裏方では男性のほうが女性よりもずっと多く、男性たちが自分の知っている物語を語っていることに原因があります」と、スミス准教授は言う。「もし、裏方の男女比が改善されれば、俳優の男女比にも変化が起きるでしょう」
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー