児童虐待歴を持つ前科者が子役をキャスティング J・Jがスタジオに報告
2011年11月22日 11:13

[映画.com ニュース] 「SUPER 8 スーパーエイト」で子役のキャスティングを手伝っていたジェイソン・ジェームズ・マーフィーなる人物が、児童性的虐待を行った犯罪者であることが発覚した。
ロサンゼルス・タイムズ紙が報じたところによると、1996年、マーフィーはシアトルで8歳の少年を誘拐し、性的虐待を行った罪で逮捕され、5年の刑期を終えて出所。05年にカリフォルニア州に引っ越す際、州側はマーフィーを審査したうえ、性犯罪者として登録した。彼の名前と写真は、アメリカの性犯罪者情報を網羅したウェブサイトNational Sex Offender Public Websiteに掲載された。しかし、ハリウッドでキャスティング・アシスタントとして活動を始めたとき、本名を短くしたジェイソン・ジェームズと名乗っていたため、製作会社やスタジオはだれも気づかなかった。
「スーパーマン・リターンズ」や「HACHI 約束の犬」といった映画から、「スクール・オブ・ロック」、「12人のパパ2」といった子役がたくさん出演する作品でキャスティング・アシスタントを務めており、最新作は「SUPER 8 スーパーエイト」だった。今回、事件が発覚したのは、「SUPER 8 スーパーエイト」の監督・プロデューサーであるJ・J・エイブラムスがマネージャーからの通知を受けてスタジオ側に報告したことがきっかけで、スタジオは警察に通報。カリフォルニア州法では、性犯罪者が保護者のいない状況で16歳以下の子どもとの仕事を禁じているばかりか、名前変えたときは5日以内に報告する義務がある。
エイブラムスは「映画監督だけでなく、ひとりの父親として、また、一緒に仕事をする人たち、とくに子どもの安全を預かる立場にある人間として、とてもショッキングで恐ろしいことです。このような人物が私たちのなかにいたとは、とても考えられないことです」と声明を発表している。
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