なでしこ岩清水、ロンドン五輪で「いいメダルを」と意気込み
2011年11月16日 13:24
[映画.com ニュース] サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の岩清水梓、小林弥生が11月16日、東京・半蔵門の駐日英国大使館で行われた映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」のブルーレイ&DVDの発売記念記者発表会に出席した。
今年のW杯で優勝した同チームは、来年のロンドン五輪(7月27日~8月12日)への出場が決定している。女子サッカーチームの日テレ・ベレーザで活躍する岩清水は、「今年はすごく濃い1年が過ごせた。ロンドンオリンピックが来年の目標なので、日々練習して、なでしこのサッカーを見せていいメダルをとれるように頑張りたい」と大舞台への意気込みを語った。
04年のアテネ五輪を経験している小林は「オリンピックは特別な機会で、アスリートたちにとって夢の舞台。すべての選手に可能性があると思うので、ベレーザから多くの選手が選出されるように頑張りたい」と決意を新たにした。
岩手出身の岩清水は、東日本大震災の発生後におくられた本作の出演者からのメッセージや義援金に感銘を受け、今回のイベントへの出席を決意したという。本作で描かれる友情と重ね合わせ、「サブの選手のサポートがあってピッチに立つ自分たちが頑張ることができる。チームがひとつになってできる見えない力があって、強い相手にも勝てることを実証できた」と振り返った。
イベントには、同シリーズの大ファンだというモデルの冨永愛も登場。撮影で使用された衣装を前に、興奮した面持ちで「(これまでのシリーズは)6歳の息子と一緒に手を握り締めて見ました。ハリー・ポッターはいろいろな友情がキーワードに出てくるので、子どもたちに勇気を与えてくれる。(ブルーレイ&DVDが発売されたら)子どもと見ます!」と笑顔をのぞかせた。
97~07年に全7章で出版されたJ・K・ローリングの人気ファンタジー小説を、「ハリー・ポッターと賢者の石」(01)から10年間にわたり全8作品で映画化。“世界で最も有名な男の子”ハリー・ポッターが、ホグワーツ魔法魔術学校や魔法界の未来を守るため、仲間とともにヴォルデモート卿(きょう)率いる闇の勢力に立ち向かう姿を描く。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」のブルーレイ&DVDは、11月16日から発売。