中尾明慶、「RAILWAYS」ロケ地・富山に凱旋
2011年10月23日 21:12

[映画.com ニュース] 映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」に出演する中尾明慶と製作総指揮の阿部秀司氏が10月23日、同作のロケが行われた富山・稲荷町駅構内の富山地方鉄道稲荷町車両基地で開催された「地鉄電車サンクスデー」に参加し、トークショーを繰り広げた。
今作は、鉄道を軸に人々の人生模様を描いたヒット作「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010)の続編。蔵方政俊監督がメガホンをとり、小林弘利、ブラジリィー・アン・山田が脚本を執筆した。主演の三浦をはじめ中尾、余貴美子、小池栄子、吉行和子、塚本高史、岩松了らが出演。定年を目前に控えた鉄道運転士の滝島徹(三浦)と、ガン検診をきっかけに自分の人生を見つめ直そうとする妻・佐和子(余)が、第2の人生を模索する姿を描く。
この日は、劇中にも登場する「だいこん電車」の愛称で親しまれているもは14760形、「かぼちゃ電車」(モハ10030形)、「レッドアロー」(モハ16010形)などの車両がずらり勢ぞろい。ふだんは足を踏み入れることができない車庫や運転席が一般公開されるとあって、鉄道ファンや家族連れ約1000人が集結した。
劇中で新人運転士役を演じた中尾は、クランクアップ以来の富山“凱旋”。「初めて富山に来て、電車の勉強をするときも、ここに見学に来ました。この場所で三浦友和さんにお会いして、そこから緊張の1日が始まりました(笑)」と振り返った。
阿部氏は、中尾について「『電車は好き?』と聞いたら『電車はわかりません』と言われたので、正直どうしようかと思いました(笑)。でも、見事に新人運転士役を演じてくださって、本当に感謝しています」と称賛。以前から富山地方鉄道のファンだったといい、「あまりに魅力的なので実は3作目くらいに取っておきたかったんです。ただ、3作目ができるかどうかもわからなかったので、やっておこうと。3作目につなげるためには、とエースを切りました」と説明し、愛情の深さを垣間見させた。
「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」は、11月19日から富山で先行公開され、12月3日から全国で公開。
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