鬼才ベルナー・ヘルツォーク監督、トム・クルーズ主演作で悪役に
2011年10月11日 13:12

[映画.com ニュース] ドイツの鬼才ベルナー・ヘルツォーク監督が、トム・クルーズ主演作「One Shot」で悪役を演じることがわかった。
原作は、英作家リー・チャイルドの同名ベストセラー小説で、元米軍人ジャック・リーチャーが活躍するハードボイルド・シリーズの第9弾。同シリーズは日本でも、97年のシリーズ第1作「キリング・フロアー」ほか、「反撃」「警鐘」「前夜」など一部が邦訳されている(いずれも講談社文庫)。
「One Shot」では、5人を銃殺した容疑で逮捕されたスナイパーをめぐるストーリーが展開され、ヘルツォーク監督は、“ザ・ゼック(The Zec)”と呼ばれる謎めいた年齢不詳の悪役を演じるという。ほか、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンスらが出演。「ユージュアル・サスペクツ」「ワルキューレ」の脚本家クリストファー・マッカリーが監督と脚本を手がけ、11月のクランクインが予定されている。
クラウス・キンスキー主演の「アギーレ・神の怒り」や「フィツカラルド」で知られるヘルツォーク監督は、過去にも俳優として映画に出演しているが、ハリウッド大作への出演は今回が初となる。
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