吉高由里子の珍発言に、行定監督はお手上げ
2011年10月3日 20:18

[映画.com ニュース] 韓国・釜山を舞台にしたオムニバス映画「カメリア」の一編「Kamome」に主演する韓国俳優ソル・ギョングと、ヒロイン役で共演した吉高由里子、行定勲監督が10月3日、都内で行われたプレミア試写会で舞台挨拶に立った。
釜山国際映画祭と釜山市の協力で韓国、タイ、日本の3人の演出家によって製作された本作。行定監督による「Kamome」では、職人気質の映画カメラマン(ギョング)と、偶然出会った“かもめ”という名の不思議な日本人少女(吉高)が、釜山の街で一夜をともにするさまが描かれる。
吉高は、ギョングとの久々の再会に大喜びで「この後、一緒にご飯を食べに行くんです」とニッコリ。ギョングについて、「一緒にいてお湯につかったような気分になる方。頭で考えるのではなく、本能的に心が引っ張られるような引力があった」と独自の言い回しで最敬礼だ。さらに、「ギョングさんに栓抜きがなくてもスプーンでビンを開ける方法を教わりました。栓抜きがないときは私を呼んでください! スプーンがあれば開けに行きます」と妙なアピールで笑いを誘った。
行定監督とも初めての仕事となったが、「行定監督も持っていますなあ(笑)」と“吉高節”をさく裂させた。これには行定監督も、「そんな女優いるか(笑)? 僕からはもう言うことありません」とお手上げの様子だった。
一方、ギョングは吉高を「初めの印象は子どものようで、中学生くらいかな? と思いました。でもいざモニターに現れたのを見たら成熟した女性で驚きました。現場をかき回すように、みんなの心をつかんでいました。掃除機のようなすさまじい吸引力を持った女優です」と評した。行定監督は、韓国のポン・ジュノ監督を通じて「ダメモトで」紹介してもらったと明かし、「いまでも自分の映画の中にギョングがいるのが信じられない」と感激しきりだった。
「カメリア」は、10月22日から公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
「リンダ リンダ リンダ」に“演奏させない”ラストの可能性があった 山下敦弘監督の学びとなったのは「ストレートなカタルシスの良さ」【NY発コラム】
2025年9月7日 20:00
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ