ソル・ギョング号泣。「力道山の孤独が胸に突き刺さった」

2006年3月7日 12:00


体重を増やして力道山を演じきった名俳優
体重を増やして力道山を演じきった名俳優

力道山」の公開に合わせ、舞台挨拶のために駆けつけたソル・ギョング。全編日本語による熱演が印象的だが、滞在中にeiga.comの取材に応じ、本作に関する思いを話してくれた。

「共演した日本の俳優の方々は中谷美紀さん、藤竜也さん、萩原聖人さんを始め、みなさん素晴らしい俳優の方々ばかりでした。彼らの深みのある演技がなかったら、この映画はここまで良い作品に仕上がらなかったでしょう」

日本の国民的ヒーローは、実は苦悩する男でもあった。

「終盤の病院のシーンでポツリと韓国語で言う台詞に、力道山の総括的な人生への思いが現れているのですが、そのシーンの撮影の数日前に、ホテルでその台詞を読み返して、思わず号泣してしまいました。胸が締めつけられるように苦しくなったんです。このとき、力道山の感情が分かったと強く思いました。本当は分かっていないかもしれないですが、1%か2%は本当に分かったと思いました。彼は孤独だったんですね。その孤独が胸に突き刺さって号泣してしまったんです。ここまで激しく感情を揺さぶられる人物を演じられて光栄でした」。絶賛上映中。

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