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是枝監督、「しゃくにさわるくらいうまい」と“弟子”の巣立ちに喜び

2011年10月1日 15:47

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“師匠”是枝監督と“弟子”砂田監督
“師匠”是枝監督と“弟子”砂田監督

[映画.com ニュース] ドキュメンタリー映画「エンディングノート」が10月1日に全国12館で公開され、メガホンをとった砂田麻美監督とプロデューサーを務めた是枝裕和監督が、都内で舞台挨拶に立った。

砂田監督の実父で、69歳で死去した元熱血サラリーマンの砂田知昭さんが、がんの告知を受けてから自分の最期の瞬間に向けて、ユーモアたっぷりに段取りをつけていくさまをカメラで捉えた本作。砂田監督は是枝作品の助監督を務めており、父の死後に編集した映像を是枝に見せたことから劇場映画化の企画が進められた。

砂田監督は、映画を見終わったばかりの観客に向け「主人公が遠いところにいまして……。本人がいたら『私事でお騒がせしてすみません』と言ったかと思います」と挨拶。当初は、撮り続けてきた父の映像をさらすことを考えていなかったという。「父が死んですごく深い喪失感に包まれて、体験したことのない精神状態から元に戻りたいと思っていました。私にとっては映像を編集するということが元の自分に戻るための作業でして、その先どうなるのかは考えていませんでした」と振り返る。

プロデューサーの是枝監督は、「単に父と娘の物語に閉じていたら『いいお父さんだね』で終わっていたけど、最初に見せてもらった段階で笑いを中心にしたエンタテインメントに仕上がっていた」と映画化までの経緯を説明。カメラ越しに父親を見つめ続けた砂田監督は「人間なので、最後の最後で新しい側面が見られるかと思っていましたが、父は最期までぶれることなくこの世を去った。それはある種の感動でした」と改めて天国への父に思いをはせた。

“師匠”を目の当たりにした砂田監督は、「似てしまいました」とニッコリ。是枝監督は「いやなところばかり似てしまうんですね。親子でもないのに」とぼやきつつも、「しゃくにさわるくらいうまい。たいしたものになっています」と弟子の巣立ちに目を細めていた。

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