「やりコン」実写化も出演グラドルは消極的だった
2011年9月25日 12:04

[映画.com ニュース] 平本アキラの人気コミックを実写化した「やりすぎコンパニオンとアタシ物語」が9月24日、公開初日を迎え、映画に出演する人気グラビアアイドルの守永真彩、丸高愛実、伊藤えみ、谷桃子が東京・池袋シネマ・ロサで舞台挨拶を行った。
特殊な温泉水を飲んだことでDNAが突然変異し、“やりすぎコンパニオン”に変身する体質になってしまった上杉やりす(守永)と、温泉水を飲ませた責任を感じ行動をともにする北条しづか(丸高)。ふたりが温泉街にはびこる悪を退治するお色気コメディで、先輩コンパニオンの六本木美奈子(伊藤)、謎めいた存在の穴流鶏子(谷)ら個性的なキャラクターが登場する。
守永にとっては初の映画主演だったが「素直にうれしかったけど、原作を読んでみたら、自分でも『おっ』と思うほど過激なシーンが多くて。私、どうなるんだろうって不安のほうが大きくなった」。丸高は所属事務所のスタッフから「原作は読むな」と言われたといい、「そう言われると読みたくなる。実際、読んだら『これは無理だな』と思った」と当初は出演に消極的だったと告白した。
さらに伊藤は「過激な内容だし、どうやんわりお断りしようかとマネージャーと相談した。(企画書に)共演した経験がある谷桃子ちゃんの名前もあって、『谷さんのところはどう断るんだろう』と思っていたら、『谷さんは快諾した』という連絡があって(笑)」。谷は撮影中“お笑い担当”として現場を和ませていたといい、この日もお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰が得意するギャグ“鬼瓦”を披露し、客席は拍手喝さいだ。
メガホンをとった山本清史監督は「企画を出したのは1年前。映画化が決まったのが3月11日だった。地震が起こる30~40分前のことで、その後、揺れた瞬間は『(映画化は)終わったな』と思った」。それだけに公開初日に感無量の面持ちで「くだらない、バカバカしい作品ですが(笑)、自分なりにいろんなメッセージを詰め込んだ」と胸を張った。
フォトギャラリー
関連ニュース





