「M:I」最新作、イーサン・ハントが世界遺産クレムリン爆破に関与?
2011年9月14日 12:13
[映画.com ニュース] トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ第4弾「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」の最新ビジュアルが、このほど公開された。
ピクサーで「Mr.インクレディブル」(04)などを手がけてきたブラッド・バード監督が初挑戦した実写映画。ドバイ、ロシア・モスクワ、ハンガリー・ブタペスト、カナダ・バンクーバー、インド・ムンバイなどシリーズ最大規模で撮影が敢行され、主人公イーサン・ハントがスリリングなミッションに挑む。
最新ビジュアルは、モスクワにある旧ロシア帝国の宮殿で世界遺産のクレムリンが炎上。真っ黒な衣装に身を包んだイーサン(クルーズ)が、燃え盛る炎と立ち上る煙を背に厳しい表情を見せる。緊張感漂う同シーンは、すべての事件のきっかけとなる冒頭場面だという。
物語の詳細について口を閉ざしてきたバード監督は、「イーサン・ハントとIMF(インッポッシブル・ミッション・フォース)の彼のチームは、怪しげな出所のゴースト・プロトコルに振り回され、頼みの綱のIMFからもクレムリン爆破に関与している疑いでメンバー登録を抹消されてしまう。イーサンたちは孤立無援の最悪の状態の中、史上最大の事件に直面することになる」と初めてストーリーを明かした。
さらに「今までの作品よりも今回アンサンブルの重要性は高い」と話しながら、「ストーリーはイーサン・ハントを中心に展開している。ストーリーを伝えるための手段としてアンサンブルの関わりは大きかったが、それでもやはり、これはイーサン・ハントの映画だ。このストーリーは彼が背負っているんだ」とクルーズの役どころの重要性を語った。
前作「M:i:III」(2006)を監督したJ・J・エイブラムスが製作に参加。クルーズをはじめジェレミー・レナー、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグらが出演する。
「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」は、12月16日から全国で公開。