長澤まさみ「モテキ」セクシーシーンに「大人になったな」と赤面
2011年8月30日 19:38
[映画.com ニュース] 森山未來主演、人気漫画を映画化した「モテキ」の完成披露試写イベントが8月30日、東京・六本木グランドハイアットで行なわれた。森山のほか、映画版オリジナルキャラクターに扮し、森山演じる草食系男子・藤本幸世を翻ろうする、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が、ドレスアップして登場した。
キュートな笑顔が武器の美人編集者・みゆきを演じ、「幸世君を翻ろうする女の子を演じられて楽しかった」と話す長澤は、本作で今までにないセクシーなシーンを熱演。「今まで撮られなかったカットが撮られていて、脚だけ、胸だけが画面に映っていて……大人になったな。大人にならないとできない役どころ」と照れながらも、自身の新たな一面をアピールした。
原作の「モテキ」は久保ミツロウが「イブニング」(講談社)で連載、コミックス全4.5巻で160万部以上を発行している人気。サブカル好きのサエない派遣社員・幸世に、30歳を目前にしたある日を境に突然、これまで知り合った女性たちから連絡が入る“モテキ”が到来。色めく幸世だが、これまでの苦い経験から最後の一歩が決められない……というコミカルでほろ苦いラブストーリー。森山主演で昨年、テレビ東京でドラマ化され、深夜枠の放送にもかかわらず高い視聴率をマークした。
映画版は、ドラマで演出を手がけた大根仁が、初の映画監督を務め続投。31歳になりニュースサイトのライターとして転職に成功、成長した幸世の新たな恋模様を描く。
清楚なOL・るみ子を演じる麻生は、「一人カラオケでB'zを熱唱とか、出てくるたびに大変なシーンが多くて苦労したけれど、女性の皆さんに共感してもらえると思う」と役柄について話した。
ガールズバーのアゲ嬢・愛を演じた仲は、幸世のような男性はタイプかと問われ「部屋が汚いのは無理」と一蹴。Sキャラの幸世の先輩・唐木を演じる真木は「蹴ったり、叩いたり、申し訳ないと思いつつも楽しく現場に行っていました」と振り返った。
豪華女優陣と共演した森山は、「ドラマも、映画もやりたい放題やらせていただいて満足です。ふんだんにサブカル的要素が盛り込まれている、とても楽しい新しいエンターテインメントに仕上がっています」と自信を見せた。
映画「モテキ」は、9月23日全国で公開。
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